天皇賞春

日曜京都メイン G1天皇賞春

春天3200mに15頭が登録

2昔というか20年前までの春天は
とても当てやすいG1でした。
というのは、数年に1回は崩れますが
基本的に最長老の調教師でG1勝ち
経験がある調教師の管理する厩舎馬が
春天勝ちをする。

天皇賞は厩舎に送られる優勝記念品が
優勝楯。
楯は引退への名誉ある記念品としての
意味だけでなく、楯持ちの引退調教師は
名誉職や皇室からの勲章受章候補に
なる。

そもそも当時は調教師に定年制度がない
ため、現在のような70歳で引退では
ない時代。
そのため70最を越したら、春天を
勝って、翌年引退という印籠だったと
思います。

その後、70歳定年が制度としてでき
ましたが、定年前の最後の大仕事
という意味で春天勝ちした調教師も
おりました。

この印籠渡しの良き流れが薄れたと同時に
オール社台による台頭が光り始めました
現在競馬です。

要は、20年前までは厩舎、調教師が
陣営の頂点でしたが、20年前をピークに
その体系は崩れ、現代の頂点は馬主。
それもオール社台が君臨するように
なりました。

さて、春天ですが、近年の傾向は
前走G2出走クラスで、
2400m以上で勝ち鞍があり
すでに重賞勝ちがある
当日人気上位馬の勝ち負け。

2017年のキタサンブラック1.着以降
500㎏オーバーの大型馬の1着はなし。
改修工事のため阪神開催だった年も
450~490㎏の馬が1着してきました。

考えてみれば3200mという人ならば
マラソンレース。
国際マラソンに、マッチョ体躯の優勝者が
いないことと同じことかもしれません。

530㎏前後あったキタサンブラックは
前年の菊花賞勝ち馬。
菊花賞で勝てたマッチョ体系なので
春天も勝てたのでしょう。

まずは、500㎏以上馬は2着に
確保することはあっても1着買いは
危険だと思います。

あとはキタサンブラック以降、
ディープ血筋馬が春天を制覇することが
多くなりました。

これもオール社台の覇権を感じることが
できます。

そんな現代の流れは否定しませんが
良き昔の慣習も忘れずに予想に組み込む
ショウケイです。

まずは現代の正攻法な予想として
ディープ血筋
重賞勝ちあり
前走G2以上
500㎏未満馬
前走2着以内
前2走から5走以内に1着あり
オール社台系(お得先馬主は0.5点)
の7点を当日想定人気7番人気の
馬でチェックすると7点満点で

ヘデンドール  5点
サンライズアース3.5点
ジャスティンパレス4.5点
ハヤテフクノスケ2点
ショウナンラプンタ2.5点
ビザンチンドリーム6点
ブローザホーン  4点

この方式だと
ビザンチンドリーム6点
ヘデンドール  5点
の2頭を重視することになります。

また過去の春天で上位だった馬が
翌年以降、リピーター出走して
奮闘した例がいくつかあり
昨年の1着馬
テーオーロイヤル
は、3年前の3着馬で、昨年は
ダイヤモンドS1着、阪神大賞典1着と
勢いをつけての春天1着。

昨年3着、2年前と3年前が2着の
ディープボンドは3年とも
有馬→阪神大賞典というローテを
守っていたリピーターでした。

今年、リピーター状態なのが2頭

ジャスティンパレス4.5点
 2年前の春天1着
 テーオーロイヤルのような前走までの
 勢いはありません。

ブローザホーン  4点
 昨年の春天2着
 今年、昨年とも前走は半阪神大賞典
 3着からの参戦です。

ブローザホーンは、ディープボンドに
似た感じなので注意します。

次にオール社台生産馬のお得意先馬主馬
サンライズアース3.5点
ジャスティンパレス4.5点
ショウナンラプンタ2.5点
ですが、過去5年の春天連対馬10頭で
同じようにオール社台生産のお得意先馬は

2年前のジャスティンパレス
4年前のワールドミレミア

キタサンブラックが春天を2連破した以降
お得意先馬主馬がリピートしたことはなし。
サンライズ松岡馬
ショウナン国本馬
両馬主ともオール社台にとって上位の
お得意先なので、
1度称号を得たジャスティン三木馬の
お得意先よりサンライズ、ショウナンの
お得意先の健闘を期待しているかも
しれません。

ということで、正攻法で拾うのは
ビザンチンドリーム6点
ヘデンドール  5点
サンライズアース3.5点
ショウナンラプンタ2.5点
次に2昔まえの買い方。
来年定年引退の調教師厩舎を狙うこと。

今年はウインエアフォルクを管理する
根本厩舎、根本調教師が69最なので
来年1月31日に70歳で定年。
しかし根本厩舎は重賞勝利がないため
春天勝ちは望めないでしょう。

結論
ビザンチンドリーム
ヘデンドール  
サンライズアース
ショウナンラプンタ

の馬連ボックス。

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