ダ1800mハンデ戦
初回登録は17頭
ダート戦なので重馬場なら
脚抜きが良くなるため、
季節替わりで重馬場が多い時期
ですが敢えて良馬場、重馬場に
わけた傾向分析はしません。
それよりハンデ重賞なので
ハンデ裁定者側に立ったハンデ
斤量に込める狙いと、過去斤量傾向
くらいは馬選びの参考にしたい
ところです。
また、それ以上に重要なポイントが
ありますので、自分なりに考えた
重視ポイントを武器に週中予想に
しようと思います。
過去10年の馬券対象30頭で
昨年までは規定重量最重量は
58㎏、今年でいえば59㎏に
なりますが、過去10年で
最重量既定の58㎏ハンデで
馬券対象になったのは昨年の3着馬
1頭だけです。
このことからハンデ裁定者側の
思惑は、58㎏以上の裁定を
つけた馬には勝ってほしくない
とまでは言いませんが、その下の
レベルの馬たちが勝ち負けする
レースにしたいことが見え隠れします。
とうことで、今年の最重量既定59㎏の
馬は3頭いますが全て軽視します。
次に58㎏は2頭
ヴァンヤール
ミッキーヌチバナ
はともに7歳馬。
過去10年で7歳馬が馬券対象に
なった5頭いますが斤量は57㎏まで。
よって
ヴァンヤール
ミッキーヌチバナ
も望まれていないレベル馬とみます。
過去10年馬券対象30頭の
ハンデ斤量は
54~57.5㎏で58㎏馬は3着5歳馬の
1頭だけ。
よって今年も54~57.5㎏ハンデ馬で
検討します。
馬齢と斤量、着順、人気は分析しません。
なぜなら馬齢を理由にハンデ裁定を
付けているわけではないためです。
同じくハンデ斤量と人気も意味がない。
思いのほか軽いハンデになったため
人気上位になるという馬の能力以外で
きまる人気の要素が大きいからです。
ただし54~57.5㎏のハンデ斤量馬が
1~3着を占めてきたという過去10年の
歴史と傾向は、それこそがJRAハンデ
裁定者の思惑と狙いだったわけですから
今年も、同じような結果に収まると
予測していきます。
ところで、過去10年、
54~57.5㎏のハンデ斤量馬で1~3着が
決まってきたことで起きた現象は何か
というと、「荒れる」マーチSが
定着したことになります。
なぜ、このように荒れて難しい
レースに仕立てていくことを
JRAは「良し」としたか。
馬券を買う側に夢と希望を与えるため
というのは建前でしょう。
ショウケイが考えるJRAの意図は
馬を出走させる側への配慮だと
思うのです。
フェブラリーSも先月終わり、ダート
有力馬の今年の格付けは終わりました。
G1は無理でしたが、G2、G3の定量戦
別定戦で活躍できるレベルの馬は
引き続き春のダート重賞でしのぎを
削れば良いわけです。
しかし、OP入りしたもののダートの
定量戦、別定戦で掲示板がやっとの馬は
夏のドサ回りハンデ重賞戦線まで
冷や飯を食っていなければならない。
時々あるLOPのダート戦やG3の
ハンデ戦で、やっと勝ち負けできる馬を
管理する厩舎や馬主は馬以上に冷や飯を
食わされる時期だということです。
そんな機関に数少ないハンデ重賞が
マーチS。
ハンデ裁定者も定量戦、別定戦で
勝ち負けできる馬に勝ってほしい
とは思っていないから重ハンデと
なるのでしょう。
勝ち負けしてほしいのは定量戦重賞
では、ワンパンチたりなかった馬。
しかも中山のダート1800mなので
高低差が4m以上あるダートコース。
コーナー4回で急坂を2回こなす
先行力とスタミナも求められる
ダート本格コース。
あまりに非力なダート馬にも
勝ち負けしてほしくない。
本当に本格コースでわずかワンパンチ
足りずに泣いてきた馬を管理する
厩舎や馬主に夏のドサ回りハンデ重賞が
始まる前に資金的にも箔的にも
潤ってもらうためのハンデ重賞。
それがマーチSだと思うのです。
長くなりましたが的中させるには
かなり難しいハンデ重賞です。
正攻法の予想で不適中になれば
自分の予想に疑念も抱く恐れも
あるマーチS。
ならば正攻法予想なんかなめ
ましょう。
このブログで書いてきた
JRAハンデ裁定者の意図を理解し
その思惑にのって、潤いを求めてきた
厩舎、馬主は見つかるはずです。
それは、過去5年の掲示板を確保
してきた厩舎と馬主だと
ショウケイはにらんでいます。
馬は変わっても厩舎と馬主に
リピーターがいると思うわけ。
過去5年の掲示板確保した
厩舎と馬主を並べてみると
昨年から順に
高木厩舎 ウエストフォレスト
牧厩舎 ロイヤルP
小西厩舎 北所
萱野厩舎 北所
音無厩舎 吉澤HD
吉村厩舎 武田
上村厩舎 猪熊
萱野厩舎 北所
中舘厩舎 ロードHC
矢作厩舎 加藤学
岡田厩舎 松本好
小西厩舎 天野
杉山厩舎 森中肇
新谷厩舎 岩崎
中竹厩舎 前田幸
堀厩舎 金子HD
新谷厩舎 岩崎
松永厩舎 シンザンC
安田厩舎 原禮子
国枝厩舎 金子HD
須貝厩舎 NICKS
宮本厩舎 前田幸
堀厩舎 金子HD
小笠厩舎 吉富
南井厩舎 松本好
馬名に頼らず、厩舎と馬主のみ
着目したあぶり出しです。
2年続けて同じ馬が掲示板を
確保したこともあるでしょう。
有力厩舎や有力馬主も
名前が挙がっています。
経済的な理由だけで、ここに潤いを
求めてきただけではない。
弾みや勢いをつけること
験を担ぐこと
イニシアティブをとること
そんな理由でリピートすることや
違う馬で、柳の下を狙うことも
あると思います。
直近5年の掲示板で
2回以上のリピートがある厩舎と
馬主は
萱野厩舎(北所馬主)
新谷厩舎(岩崎馬主)
堀厩舎 (金子HD)
馬主での複数回掲示板は
北所馬主
松本好雄馬主
岩崎馬主
前田幸治馬主
以上の3厩舎、4馬主は
重要な予想ポイントだと
思います。
リピートは2年続けてという
パターンが目立ちますので
昨年、美味しい思いをした
厩舎と馬主が今年も出走させて
きたら注目です。
また、2年以上前に、美味しい
想いをした厩舎、馬主が今年も
出走させてきたら警戒したいと
思います。
リピーター厩舎からは
キタノリューオー(萱野厩舎 北所馬主)
リピーター馬主からは
ペイシャエス(北所馬主)
過去の潤い厩舎
ブレイクフォース(中舘厩舎)
ペイシャエス(小西厩舎)
マテンロウスカイ(松永厩舎)
過去の潤い馬主
ロードクロンヌ(ロードHC)
あぶりだされた馬名を並べ、ハンデ
斤量と馬齢を置くと
キタノリューオー 7歳57㎏
ペイシャエス 6歳59㎏
ブレイクフォース 6歳57.5㎏
マテンロウスカイ 6歳59㎏
ロードクロンヌ 4歳57㎏
ペイシャエスはリピーターチェックで
2重、3重にヒットしましたが
JRAのハンデ裁定は59㎏。
マテンロウスカイも59㎏。
このハンデ裁定は主催者側が
勝ち負けしてほしいクラスではない
と言っているような裁量です。
ハードリピーターの北所馬主は
ペイシャエスに重ハンデを科せられる
ことを先読みして、
キタノリューオーを準備してきた
ように思えるショウケイです。
よって、残った3頭
キタノリューオー 7歳57㎏
萱野厩舎、北所馬主
ブレイクフォース 6歳57.5㎏
中舘厩舎
ロードクロンヌ 4歳57㎏
ロードHC
は重要な3頭になります。
ただし、これだけで終わるような
マーチSだとは思えません。
このJRAの思惑を察知した
有力どころが、新規に馬だしして
くることも警戒したい。
それは、なぜかハンデ戦に2頭出し
する陣営。
ダノンスコーピオン 6歳59㎏
(ダノックス)
ミッキーヌチバナ 7歳58㎏
(野田)
イニシアティブが取れそうだと
2頭出ししてきた野田陣営ですが
JRAのハンデ裁定は59㎏、58㎏
と厳しい扱い。
他にダートの一線級では目途が
立たず、冷や飯状態の有力陣営を
確認すると
大手陣営のサンデーRが、こそっと
スレイマン7歳を登録したら
JRAのハンデ裁定は57㎏。
勝ち負けして良し、のゴーサイン。
同じ7歳のミッキーヌチバナは
別定戦のG3アンタレスSを57㎏で
勝っていて、今回の裁定は58㎏。
スレイマン7歳はG3ダート戦を
2着2回で57㎏。
重賞勝ち馬に厳しいハンデ裁定なのは
当然でしょう。
新規組でまっとうな裁定のスレイマンは
重要な3頭に次ぐ立ち位置に思えます。
あれこれ過去の傾向を探って
該当しそうな馬を拾っても
当たる可能性が低い荒れるマーチS
なら、主催者側や出走させる側の
立場で予想し、馬券を購入しても
悔いはない。
キタノリューオー
ブレイクフォース
ロードクロンヌ
スレイマン
この4頭で馬券組する予定です。
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