1600ｍ別定戦
初回登録は17頭、4歳以上の古馬戦
安田記念へのステップレースと位置づけ
されていますが、時期的に１クール速い
ため、安田記念参加を目指すマイラーの
賞金加算重賞に思えます。
ＪＲＡのＨＰで公式にアナウンスしている
ように、距離短縮組が善戦するレース。
当然と言えば当然ですが、本格的なマイル
力量を問われる府中の1600ｍなので
速さ得意の京都マイラーやトリッキーな
中山得意のマイラーなどには府中マイルの
力量勝負で分が悪い。
総合力勝負の府中マイルでは、長い直線から
切れ脚の勝負の直線向いたらヨーイドンが
イメージできますが、実際はスタミナ勝負の
消耗戦が多い。
ある程度の流れがあり、その流れについていき
更に直線で追い出しに対応できる馬。
1800ｍや2000ｍで連対経験があるマイル馬
というのが府中マイルに合うように
思えてなりません。
ただし、そんな距離短縮組にとって
本来得意にしている2000ｍ、1800ｍで
ズブくなってきたから、府中マイルの
厳しい流れを経験させて、本来の得意な
距離に次走で戻すという使い方もある。
距離短縮組は、そのスタミナをいかして
ここを狙いに来たのか、マイルの流れを
経験させてみるだけなのかを
最初に見極めてみたいと思います。
あとは府中マイル得意馬との比較に
なります。
距離短縮組は
オールナット
ジオグリフ
セオ
プレイディヴェーグ
ボンドガール
マテンロウスカイ
ラーグルフ
あたりでしょう。
前走からの距離短縮だけでなく、
前走でマイル出走馬でも、実績が
1800ｍ以上の馬を短縮組としました。
この7頭のうち、
プレイディヴェーグ
ボンドガール
は、想定1、2番人気かと思います。
そんなプレイディヴェーグですが
勝ち鞍は1800ｍ以上。
Ｇ1エリザネス女王杯2200ｍの勝ち馬です。
2走前もＧ2府中牝馬Ｓを勝っています。
前走はＧ1マイルＣＳで4着。
当日1番人気になるでしょうが、
どうしても軸買いはしたくありません。
Ｇ1馬が牝馬56㎏で出走できるＧ3戦
なので、大崩れはないと思いますが
東京新聞杯は春のＧ1戦線で
安田記念またはヴィクトリアマイルの
マイル距離で通用するかの確認
ではないかと思うから。
だとすれば、ここはおつり残しで
究極仕上げではない。
全くダメなら、距離を伸ばして大阪杯
あたりに照準を合わせることでしょう。
なので、プレイディヴェーグはあくまで
相手候補。
ボンドガールは勝ち鞍がマイルと1800ｍ
ここは適鞍だと感じます。
安田記念やヴィクトリアマイルの
先のＧ1の出走を確定させるには、
おつり残しなどと言っていられない。
なぜならボンドガールは重賞2着が
多くありますが実態は新馬勝ちだけの
1勝馬。メッキ馬にすぎません。
ここは、何がなんでも勝ちたい
ところでしょう。
他の５頭のうちマイル勝ちもある
1800ｍ以上が適鞍の馬は
セオ
マテンロウスカイ
の2頭。他3頭はズブさ解消のための
出走に感じます。
マテンロウスカイは昨年Ｇ2中山記念を
勝ってから、距離関係なくＧ1出走
させてきた馬。馬主のプライドかも
しれません。今回Ｇ3重賞にＧ2馬が
出ることに馬主も厩舎も、Ｇ2馬だから
という舐め、おごりがあったら
掲示板も怪しいと感じます。
中山内回り1800ｍ中山記念勝ち馬が
ワンターン府中マイルを勝てる気が
しないからです。
セオはそもそも府中自体が初めて。
右回りでしか勝っていない。
左回りも新馬戦7着の中京以来。
おそらくＬＯＰ勝ち以降、ズブくなった
こたから左回りで刺激を入れる出走と
思います。
距離短縮組以外はマイル適距離馬か
距離延長組。
ＪＲＡのＨＰで公表している
距離短縮組の好走ですが
ショウケイも距離延長組は買いたくない。
1200ｍ得意の短距離馬がマイルまで
適応範囲にするはよくありますが
それはマイルのＧ1戦。
しかも強力な追い差し馬に限る。
Ｇ1の高松宮記念やスプリンターＳ勝ち馬
なら斤量から出られるレースも限られる
ため、Ｇ1安田記念に出て勝つための
府中Ｇ3マイル戦に出走はありますが
短距離Ｇ1馬以外の短距離馬が
距離遠洋させて大破し、負けクセが
つくような府中マイル挑戦は推せません。
結論としてマイル適鞍馬で、府中マイル
勝ちがあう馬、府中マイル勝ちが
なくても左回りマイル勝ちがある馬を
相手候補に狙います。
そんな対象は
ウォーターリヒト
ジュンブロッサム
ヒモ下に確保は
マイル巧者で府中マイル勝ちがない
オフトレイル
８歳にして前走重賞勝ち、昨年の覇者
サクラトゥジュール
それとＧ1馬の
プレイディヴェーグ
結論は3連複会で
1頭目
ボンドガール
2頭目
ウォーターリヒト
ジュンブロッサム
3頭目
オフトレイル
サクラトゥジュール
プレイディヴェーグ
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